クローン病と診断され、最初に考えたのは、どうやって症状をコントロールするかでした。
コントロールするには、自分の感覚だけに頼らず、体調変化を客観的に把握するため、記録によるデータ化が必要だと考えました。
体調の悪くなり始め、悪い時など、どのような生活パターンでそうなったのかを、集めようと思ったのです。
この取り組みは約3年続き、後の生活に大変役立ちました。
当時はスマホなど無く、手帳を持ち歩いていました。
忘れた時は、携帯電話のメールに書き込んで保存したりしていました。
※記録方法はあくまで私の体験であり、治療方針は必ず主治医と相談してください。
食事と飲み物を記録する
クローン病は、低脂質、低残渣、高タンパク、高カロリーの食事が望ましいと言われています。
脂質30g/1日、カロリーの計算方法など、いろいろな指針はあります。
カフェインなど、刺激物も控えなければなりません。
それが自分の体に合っているのか、どこまでなら大丈夫で、どこからが駄目なのか、実際に試しながら生活することにしました。
食事の記録
毎食、何時に何をどれだけ食べたのか、記録していきました。
今ならスマホで撮影すれば、簡単に記録が取れますしお手軽です。
例:2月10日 18時 〇〇定食屋 さばの味噌煮定食-完食
2月21日 12時 コンビニのたまごサンドと、ペットボトルのオレンジジュース-完食
お腹が痛くなった時に、何食べたっけ?が無くなり、この量は駄目だなとか、野菜炒めは3口でも危険とか、自分に合わない食事が分かってきます。
飲み物の記録
カフェインだけでなく、炭酸、果汁のジュース、温かい冷たいといった体感温度、一気に飲んだ量も記録しました。
例:8月28日 クーラーの効いたカフェ 冷たい水を一気に半分
温かい飲み物でも、短時間に大量に飲むと、腹痛になったりする時がありました。
日々の生活を記録する
口にするものを記録するだけでは、意味がありません。
日々の記録をつけることで、肉体的に負荷がかかる行動、ストレスを感じている時が明確になります。
少しでも減らしたり、蓄積させないために、何が負担なのか明らかになります。
行動を記録する
箇条書きに、気象から就寝まで、何をしていたのかを記録しました。
仕事や勉強であっても、どこでどのくらい行ったのかを知ることが出来ます。
図書館で勉強、スーパーで買物、通院、寒い場所で長時間作業、長時間の徒歩、電車で長距離移動など、数日後には思い出せないかもしれない行動は、記録していきます。
メンタルを記録する
体調とメンタルは、直結していると考えています。
自分の今の気持ちを、素直に記録しました。
自分はあまり変動が無いので、就寝前に◯、△、✕で付けてました。
体調を記録する
就寝前に、体調を記録していきました。
良ければ無記入、ちょっと違和感を感じたらその内容を、体調を崩し下痢などをしたら、その内容を記録しました。
腹痛、発熱、下痢、便秘、めまい、倦怠感、便がいつもより固かったor軟らかかった、お腹の張り、頭痛、喉の痛み、咳、かゆみ、湿疹、切り傷などの怪我、ささいなことも記録していきます。
体調不良時に記録したものを活用する
体調に変化が現れる日がいずれ来ます。
腹痛や下痢など、体調不良になった日に記録を見返し、過去の自分で良くなかったものがないか調べました。
- 脂質の多いものを食べた
- 刺激物を食べた
- 食物繊維が多かった
- 睡眠不足が続いた
- 仕事でプレッシャーがあった
- 人間関係でいろいろあった
など、何かしら理由が見えてくる時があります。
その時の原因を記録していき、体調不良の度合いによって、自分に向かない食事や行動などを、減らすようにしていきました。
自分に合わないものが見えてくる
約3年のあいだ記録を続け、とことん自分に合わない食事や、行動などが見えてきました。
あとは、なるべくそれを避けるように生活していきました。
その結果、あれが原因の腹痛かな?とか、これ以上は無理しないほうが良いかもと、気を付けて生活するようになりました。
スマホのアプリを活用
今は、スマホのアプリで簡単に記録が取れます。
IBD サポートと検索すると出てきます。
日記のアプリでも良いと思います。
記録を取って、将来の自分に役立てて下さい。
クローン病の経過を時系列まとめ
クローン病と診断されてから現在まで、治療や入院、生活の変化を経験してきました。
その経過を時系列でまとめていますので、必要な部分だけでもご覧ください。



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