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永久ストーマで障害厚生年金申請|初診日探しに苦労した話

2024年3月、クローン病で手術をすることに決めました。
別記事で書きますが、永久ストーマ(人工肛門)を選択しました。

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手術前に看護師さんから制度の説明を受けた

手術を決めたあと、入院中に術後の生活と制度について、看護師さんから説明を受けました。
その中に、障害者手帳と障害年金の話がありました。

  • 永久的なストーマを造設すると、身体障害者手帳の対象となる
  • 身体障害者手帳4級が発行され、ストーマパウチの費用に補助が出る
  • 手術後からずっとパウチのお金はかかる
  • 障害者手帳の申請準備は、入院中の今からした方が良い
  • 正直、パウチ費用以外にもお金はかかる
  • 今後のことも考え、申請できるなら、障害年金も申請した方が良い

身体障害者手帳と障害年金の申請手続きについて、妻にも連絡し、入院中に夫婦で調べました。
障害年金には、障害基礎年金と障害厚生年金があります。
受給要件などについては、詳しく書かれているサイトがありますので、調べてみて下さい。

初診日問題発覚

永久ストーマの場合、初診日に厚生年金へ加入していれば、障害厚生年金の対象になります。

自分は、25歳の会社員時代に搬送され、その後すぐにクローン病と診断されました。
初診日が、厚生年金の被保険者であった為、障害厚生年金を受給出来るはずですが、厚生年金中に発病したことを証明するために、初診日を証明しなければなりません。

ですが、25年前の初診日をどう証明するのか?という問題が発覚しました。
手術しないように、ストーマにならないように努力したのですが、この時間の経過が壁となりました。

入院中から情報収集開始

私は、入院中のベッドでノートPCを使って情報収集。

妻は、日本年金機構の事務所に相談しに行きました。
年金事務所の、面談予約はなかなか取れないので、早めに行くのが良いそうです。
本人ではなかったので、委任状を書きました。

実家に連絡してみた

実家に、当時の病院の領収書があるか問い合わせましたが、多分無いとの返答でした。
ありそうな場所を探したが無い、他の場所は見当もつかないと言われてしまいました。
もっと探せばあるような気もしましたが、高齢なのもあり、無理に言えません。
退院後に探しに行くことも検討しましたが、家中を探すということは、大掃除以上の労力になると考え、それは最終手段としました。

最初に緊急搬送された病院は閉院していた

最初に緊急搬送された、東京の病院は、閉院されていました。
カルテの法的保存期間は、終診などから5年間です。
カルテが無くても、担当してくださった医師の名前だけでもと思いましたが、閉鎖では仕方ありませんでした。

緊急搬送記録の保存期間

閉鎖された病院へは、救急車で緊急搬送されました。
その記録の保存期間は5年間です。
残念ながら記録はありません。

クローン病と診断した2つの病院

2つの病院とも、カルテはありませんでした。
ただ、1999年12月末に入院した病院が発行した、血液型カードを持っていました。
そこには、検査年月日があり、その日に診察を受けた証拠になるのではと思いました。

現在の大学病院のカルテ

紹介状を書いてもらって受診したので、初診日があるかと思い確認してもらいました。
しかし、紙カルテから電子カルテに変わっており、過去10年分の記録はあるものの、初診当時の詳しい内容は分からず、分かったのは病院名だけで、初診日は分かりませんでした。

解決した方法

病院関係は、問い合わせても保存期間の関係で、初診日を証明するものは得られませんでした。
そこで、保険会社と当時勤務してた会社の組合(健保)に問い合わせしました。

保険会社に問い合わせ

入院していたのですから、加入していた保険に、入院給付金は申請していました。
保険会社に問い合わせたところ、当時の書類があるとのことでした。
その書類の写しに、1999年12月末に入院した病院の診断書がありました。

22歳から現在も加入している保険会社です。
保険会社を変更していたら、書類は残っていなかったかもしれません。

勤務していた会社の組合(健保)に問い合わせ

健康保険の任意継続と傷病手当を申請していました。
その期間の書類がないか、働いていた会社の組合に問い合わせました。
当時の書類が残っていました。

初診日に厚生年金であった証明がとれた

保険会社と健保の書類により、初診日に厚生年金であった証明ができました。
25年も経過していたにも関わらず、書類を保存していた、保険会社と健保には感謝しかありません。
これで、障害厚生年金を受給を申請できます。

受診状況等証明書が添付できない申立書

最初の搬送された病院が、閉院していましたので、受診状況等証明書が添付できない申立書を書きました。
これで、他の書類と合わせて、申請できます。

初診日探しと同時進行していた作業

診断書

主治医に、障害厚生年金用の診断書を依頼しました。
受付では、所定の書式があり、時間がかかるとのことでしたが、主治医に相談したところ、すぐに書いて頂けました。

病歴・就労状況申立書

発病から手術までの、病気の経過をまとめ、病歴・就労状況申立書を作成しました。
これも、詳しく書かなけらばならないため、25年前でしたので大変でした。
現在通っている病院の、前の病院までを詳しく書きました。

年金事務所へ提出

すべての書類などを持って、面談予約日に年金事務所に提出いたしました。
書類を確認していただき、以下のような説明を受けました。

  • 3ヶ月間位かかる可能性があること
  • 初診日が曖昧なので通らない可能性があること
  • 再申請も可能だが、初診日が原因なら通らない可能性が高いこと

とりあえず、出来ることは全部やりました。

障害厚生年金の受給開始

申請から1ヶ月ほどだったでしょうか、申請が通った信書が届きました。
思ったよりも、時間が早かったことに驚きましたが、申請が通るか不安だったので、安心しました。

更新が必要ですが、更新方法は別記事にします。

病気と診断された人へのアドバイス

自分のように長期間が経過している場合、証明探しは本当に大変になります。
いつか初診日の証明が、必要になる日が来るかもしれません。
医師から渡された、病状の説明書、病院の領収書などは、なるべく捨てずに保存しておくことをおすすめします。

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